よい絵本。
まさにこの言葉がぴったりくる絵本ではないでしょうか。
結構話が長いので、3年生くらいの読み聞かせにいいかなという感じかな。
でも内容を理解できるのなら、ホントに素敵なお話なので
何歳の子どもにも読んであげたいです。
図書館が大好きで毎日遊びにやってくるライオン。
困ったことをするわけでもなく、とてもおとなしくしているので子どもたちの人気者です。
でも図書館員のマクビーさんは、ライオンの事をいいように思っていません。
しかし館長のメリウェザーさんがとても心の広い方だったので
『規則を守っているのなら追い出す必要はありません。』と
ライオンは図書館に受け入れられることになりました。
しかしある事をきっかけに、ライオンは図書館の規則をやぶってしまうのです。
そして、図書館を出て行くことになり...
規則は本当に大切だ。
それをわかっていても、規則を破らざるを得ない時もあるのかも知れない。
たとえば、人が大怪我をしてしまったときとか...
言葉のしゃべれないライオンだけに何の反論もできずに
黙って図書館を去っていく後姿が
とても切なかったです。
でも、終わりはハッピーエンド!
正統派絵本の中では、超オススメです。