この絵本には、びっくりしました。
だって、図書館に本物のライオンが来るのですから。
それなのに、館長さんは、図書館のきまりを守っているのなら問題ないと言い切るのです。
すばらしい館長さんです。
それから、ライオンは図書館になくてはならない存在になります。
でも、ちょっとした行き違いで、ライオンは来なくなってしまいます。
みんなの心にぽっかりあいた穴。
そんな雰囲気が絵から伝わってきます。
ライオンが人間(子ども)に置き換えられるような気がしてならないです。
外見よりも内面で判断してくれた館長さんに感謝します。