体のひみつや不思議について興味津々の6歳娘と読みました。特に「おっぱい」は娘にとってもしかしたら体の中で一番大好きな場所かも…と思うくらい、この絵本を嬉しそうに読んでいました。「あかちゃんのときどんなかんじだった?」「どうやってのんでたの?」などと聞いてきて、自分の赤ちゃん時代の話を私がすることがとても好きなようです。
赤ちゃんの時におっぱいを吸っていた幸せな記憶が、たとえ脳には残ってなくても潜在意識の中にきっとあるんだろうなと思います。女の子なので照れたりすることはないですが、その「赤ちゃんの時の幸せな感覚」が続くのはあとどのくらいかな〜と思ったりしました。
少し昔の出版でSNSなどもない時代に描かれたものですが、昨今の揚げ足取りのような風潮がなかった頃でも、あとがきできちんと優しく母親に寄り添っているのを読んで、どの時代もこうして理解して心を寄せてくれる方がいたんだなと感動しました。