4年生くらいから、このおはなしの面白さがわかるのでしょう。
最初の数話を一緒に読んであげたら、子どもが一人で続きを読んでみようと思える本です。
もう子どもじゃないと思っている高学年の子どもたちに、大人の笑いの世界に踏み込むわくわく感を味わってもらえそうです。
大人から読まれると説教くさく感じる年頃、一人で自分にもこの面白さがわかるんだと、くすっと笑って読んでもらいたいです。
こんな面白い本があるんだと知ってもらいたいです。
ロベールの絵本は絵がおはなしを邪魔していないところがさすがだと思います。
色がついているものは少ないですが、この本の絵はすてきな色がついています。
「ゾウとそのむすこ」のむすこの表情が絶妙です。
大人になって読むとまた違った視点で読めそうです。