ずいぶんと昔(日本の初版が1969年)の絵本なので、なんと、表題作のほかにもう1編、作品が載っています。
2つ目の作品は「三びきのこねこ」。私はこっちの話の方が好みでした。
猫たちが白くなったり、黒くなったり…、小さな冒険がとても楽しかったです。(「ハリーのぼうけん」とも似ている話ですよね)
とても読みやすく、小さな子どもを意識して書かれているんだな〜という感じがしました。
終始、絵本の中の主人公=子犬や子猫たちの目線で、物語が進行していくので、すごく共感しやすいです。
絵もはっきりしているし、文章も読みやすいので、幼稚園などでの読み語りには最適な作品だと思います。
年齢的にはお話がわかるようになる幼稚園くらいから、小学校低学年くらいがお薦めかな?