「にゃーん」という声に起こされた子犬が、声の主を捜して、他の動物や虫なんかに、
「きみかい、にゃーんといったのは、?」
と、聞いてまわるお話です。
子犬の出かる先々に、「にゃーん」といった正体の猫が、隠れているのが、娘には、面白いみたいで、ページをめくるたびに、隠れている猫を指差しては、けらけら笑っていました。
子犬にしてみると、大変な犯人探しですが、話を聞いている娘には、「まだきがつかないの?」と言う感覚で楽しんでいるようでした。
ちなみに、この本を初めて読んだのは、娘が4歳の時でした。もう少し、早い時期に読んだら、子犬の立場になって聞いたかもしれません。