かなり有名な作品なので、読んだことがなくても名前やこの絵くらいは知っている人が多いんじゃないかと思います。
内容がちょっと切なくて(特に捨てられそうになるところ)、でも男の子に愛されるうさぎの幸せも混じっていて、癒されます。少しだけ悲しいこの本に、この絵がとっても合っていました。最後、妖精の粋なはからいで幸せになれたので目がうるっとしました。ラスト1ページ、成長した男の子と目が合ったうさぎ。とても良かったです。
娘も「ほんものだね!ほんもののうさぎ」と言っていました。この言葉が気に入ったのか、いろんなぬいぐるみに「これ本物の猫?」「これも本物?」といろいろしゃべっていました。
切ないけど後味が悪くないのでおすすめ。