クラスで読み聞かせをしても、高学年ともなると反応がつかみにくい。
高学年のためには、どんな本を準備すれば良いか、サークルのリーダーに相談して、リストをもらいました。
この本はその中の1冊。
夏休みに父さんの家に、遊びに行った少年。仕事ばかりの父親。
そんな、お父さんがひみつの湖に連れて行ってくれる。
湖は、いつの間にか観光地。さらに自分たちの秘密の湖を目指して…。
きれいな絵と、男どうしの心の通い合い。
でも、読み聞かせには少し難しくて、教室では何度か詰まってしまいました。
先生は、「絵が写真のようにきれいですね」と言ってくれたけど、フォローになっていない。
6年生になると、この話をどのように聞くのだろうか。
観光地化していく自然?
親子の絆?
息子が質問したのは、「どうしてお父さん一人で暮らしているの?」でした。
評価を高められなかったのは、自分が充分に読みこなしていなかったからと、反省。
貴重な経験となりました。