熱田神宮に参拝した際に、
「ここには草薙の剣が祀られているんだよ」
という話をしました。
息子はよくわからずに、「へー」といったきり。
はるか昔の神話の時代から続くものが、
こんな近くにあるというのは、
想像をはるかに超えたものなのでしょう。
そもそも私も、「草薙の剣」がどんなもので、
どうして熱田神宮に祀られているのか、
子供に説明できるほど知りませんでした。
確か、「ヤマタノオロチ」と関係のある剣で、
「ヤマトタケルノミコト」が置いていったんじゃなかったかしら?
というわけで、子供にもわかりすく、神話が読めるものは
ないかと探して、見つけたのがこの絵本でした。
絵がすこしおどろおどろしいので、
怖がりの息子に大丈夫かなと心配しましたが、
むしろ迫力があって、おもしろかったようです。
神話というとちょっと堅苦しく感じるかもしれませんが、
とくにこの「ヤマタノオロチ」は物語としても、
わくわくと引き込まれるお話でした。
これを機に神話に興味を持った息子は、
この絵本を全シリーズ読むことになりました。