図書館の目立つところに立てかけてあって,私が読んでいたら
次男がのぞいてきて「読みたい」というので借りてきました。
100年に一度しかないカッパの抜け殻を着て、少年が河童と過ごしたひと夏のお話です。
私が気にいたのは水の中のページ。
何とも言えない水色のページに波紋を落としたような紙を使っていて
何ともすがすがしいイメージを持ちました。
ストーリーもカッパの抜け殻を着て
カッパの生活をするというユニークなものでしたが
少し切ないラストにジーンとしてしまいました。
きっと昔はカッパがいたのではないかと信じてしまうような
素敵な一冊でした。
小1の次男にしては少しボリュームがありましたが、お話の面白さに引き込まれたのか、集中して読んでいました。