私はケアマネジャーをさせて頂いています。車いすと言えば私は介護の世界に入った時のことを思い出さずにはいられません。私は50代の頃、介護の世界に飛び込みました。高校生と一緒にヘルパーの研修を受けて、初めて施設で仕事を始めました。けれども慣れない仕事で苦しみの連続でした。何度も辞めたいと思いました。それでもなんとか壁を乗り越えて、介護福祉士になりました。この本はひじょうに楽しく、車いすの魅力を伝えてくれます。私はこの本を読んで、あらためて車いすの素晴らしさを感じました。私は今、ケアマネジャーとして、公的なお仕事をさせて頂いています。また全国の介護相談もさせて頂いています。介護は仕事でもプライベートでもほんとは楽しいものです。こんなに人間的な仕事があるでしょうか。私は介護をされている方を応援したい気持ちでいっぱいです。