「せかいでひとつだけのケーキ」を書き下ろしたコンビによる
お話しで、設定も同じようにワガママ妹のももちゃんに
しっかりしたお兄ちゃんのゆうたくん。
まるで続きなのかな?って思わせる設定でしたので
本屋さんでみつけて、娘と一緒に読みました。
娘もゆうたとは性別がちがいますが、2人きょうだいのお姉ちゃん。
前作の時にもワガママな妹のもものことに
時々嫌気が差したり、でも、しっかりと面倒を見るゆうたの姿に
共感する部分も多かったようで、
今回のお話しも「わ〜、もも、またワガママ言ってる〜」
とゆうたを気の毒に思ったり。
でもね、ママのお見舞いに行ったときのシーンを読むと
どんなにワガママな妹がいたって、いつも「お兄ちゃんでしょう」
と言われていても、いつもしっかりと自分のことを認めて
信頼してる存在のママの優しさに「ママと一緒だね〜」。
日常生活の中で私も、ついついお姉ちゃんである娘に
ゆうたのように「お兄ちゃん(お姉ちゃん)」を押しつてたり
してるのでは?と思っていたので、娘の何気ない一言に
救われた気がして、ゆうたのママの様に娘を抱きしめました。
親である私たちにも、お兄ちゃん・お姉ちゃんであるお子さんにも
ママとゆうたの気持ちがしっかり伝わるすてきな絵本です。
是非、「せかいにひとつだけのケーキ」も合わせて
読んでみて下さいね!そして、いつもしたのお子さんにママの
抱っこを取られてるお兄ちゃん・お姉ちゃんをしっかり抱きしめてね。