おかあさんのおなかのなかにいるかばのあかちゃん。
おかあさんのしんぞうの音をききながら、ゆっくりゆったりおかあさんとくらしています。
おなかの中はきもちいいだろうね。
でも、おかあさんが呼ぶ声をきいて、ぼくはおなかの外へ。
「ぼうや。でておいで」というおかあさんかばの表情がとてもいいです。
そうそう。
私も産むときに、何度もおなかに向かって心の声でいいました。
「出ておいで。大丈夫だよ。出ておいで。」って。
どうぶつも人間も子どもが産まれる喜びは一緒なのよね。
母カバのやさしさや赤ちゃんカバのあどけない表情がかわいくて、
とても暖かい気持ちになりました。
上の子によんであげると「○○くん(弟の名前)も、おかあちゃんのおなかのなかにいたねぇ」
「ここからうまれてきたんだよねぇ」としみじみとおなかをさすりながら、笑っていました。