とても人気のあるマドレーヌ・シリーズの1作目。
買ってみたのはいいのですが、父親である私には何かイマイチ。
主役であるマドレーヌは一言もセリフがないし、
話も特にすごい展開があるわけでもなく、どーでもいい描写が多すぎる。
第一、寄宿舎での生活なんて3才の娘に理解出来るのか?
そんな思いで読んであげたのですが、あっというまに娘の大好きな1冊になってしまいました。
おてんばなマドレーヌや「ミス・クラベル」という言葉の響きが気に入った様子で、
すぐに話を覚えて一人でも読んでる事もあります。
それにどうでもいいと思ってた細かい、でもとても日常的な描写が
きっと娘を見た事も聞いた事もないパリの町に連れて行ってくれてるのかもしれませんね。