お茶目な公爵夫人(たぶん貴族ですしょう)が、主人公です。
頭にかぶり物(スカーフのようなもの)をつけている貴族って、どこの国がモデルなんでしょうか?服からみるとイギリスっぽいです。
この作者は、アメリカの古典絵本作家としては、とても有名な方だそうです。
「公爵夫人と13人のひめさまたち」もシリーズだそうで、この作品のほかにも6冊出ているそうです。
(う~ん、今まで、この方の作品には出会っていなかったかも~)邦訳されているようなら、続きも是非読んでみたいです。
公爵夫人がひまに任せて初めて作ったケーキは、ふくらし粉を入れすぎたために、ものすご~く大きく膨らんでしまい、止めようとした公爵夫人はそのケーキの上に乗って、どんどん高いところへ…。
イラストが単調な線で描かれているし、色も3色でまとめているので、困っているシーンなのに、なぜか笑いを誘います。
気持ちだけで適当に作るから、ハプニングが起こってしまうんですよね~。この公爵夫人には、ぜひとも、きちんとお料理の勉強をされてほしいなぁと、思いました。
でも、ほかの作品でも何かしでかしてくれそうな気がして、楽しみです。