わたしが小学校高学年頃に出逢った本だと思います。
家にあった童話集にのっていたお話の一つでした。
とても悲しいお話だけれど、子供心にもとても心に残り、何度も泣きながら読み返していた記憶があります。
大人になってもなお忘れられないお話です。
何度かの引っ越しでもこの本だけは処分することなく持ち続け、自分が親になった今でもボロボロになった本が本棚にあります。あまり物持ちがいい方ではないのでめずらしいことです。それほどにこのお話は心に残りました。
絵のかわいらしさがまたお話の切なさを引き立てます。
(私が子供のころ読んだ時の絵は柿本幸造さんのものでした)
小学校で読み聞かせボランティアをしているので、
高学年の子に読みたいと思っています。