子供たちにおもちゃやおいしいものを届けるために走り出した機関車が動かなくなってしまい、通りがかりの機関車たちに助けを求めますが、だれも助けてくれません。
ピエロやほかの人形たちは悲しくて涙が出てしまいます。
そこに小さな機関車が通りかかり、今度こそとおもちゃは頼みます。
その機関車は大きな山など登ったこともなく、自信がないのですが、
おもちゃんの涙と、山の向うの子供たちのことを考えると、
自分が行かなければ! と決心します。
みんなの応援もあって、見事山を越えておもちゃを運べるのです!
途中、おもちゃが泣くシーンでは、息子のほっぺに一筋の涙が。
最後に掛け声をかけながら山道を登るシーンでは、
一緒になって掛け声をかけながら読んでいます。
図書館で騒ぐ息子にひやひやしながら、タイトルに「きしゃ」が入っているからいいやと、偶然手にした一冊が大当たりでした。
後から知ったのですが、アメリカのロングセラーなんですってね。
絵もダイナミックでとてもきれいですよ。