イラストははたこうしろうさんなのですが、最初はアメリカの絵本作家の絵かと思ってしまいました。(でも、それって変ですよね?作者がおのりえんさんだし)
だけど、絵本の作りそのものも邦訳された絵本のような表紙や裏表紙で、従来の日本の絵本の作りとは、少し違った印象を受けました。
おかしきさんちのものがたりシリーズ第1巻(の、よう)です。おかしきさんちにはわんぱく盛りの4兄弟がいて、いつも家の中はすごいことになっているみたい。
兄弟(姉妹)って、一緒にいるとけんかばかりでうるさくて仕方がないのに、いざ離れ離れになると、どうしてこうも他の兄弟(姉妹)のことを思って、さみしがるのでしょう!
それなのに、くっつくとまたうるさい…。
見ていて微笑ましくなる絵本でした。
兄弟が多い子にも、もちろんひとりっ子にも読んであげたい絵本です。