おさるたちが南の島で遊んでいる様子が、はっきりした絵で描かれています。
何して遊ぶかと言うと「かくれんぼ」。
かくれんぼは、うちの子供たちの定番の遊びです。
たくさんいたおさるたちが、いっせいにかくれた時、それまでにぎやかだったのが、絵の中に本当にオニのおさる1匹になってしまい、こっちまで「うわ〜みんな、どこ行ったの?」という気持ちになります。
オニのおさるが「ぼくらのもりが、ちょっぴりこわいもりにかわります。」と言っている気持ちが伝わってくる絵です。
子どもは、次のページでちょっぴり顔が見えているおさるを指差しては、「み〜つけた!」を繰り返します。
かくれんぼを覚えた子なら、小さくても楽しめる絵本です。