今年で9年目に入る小学校での読み聞かせ。6年生ともなると
聞く体制がすでにできているのでこちらの気持ちをしっかり持っていないと期待にこたえられないな、強く思うのですが、今回はその思いが
より強く感じられた本でした。
教科書に載っていて、ちょうど音読をしましょうと言われていたようで、最初からよく集中して聞いてくれました。
途中、古い熊の糞から白いきのこが生えている描写があるのですが、誰一人「きたない」とか「えーっきもちわるい」などという児童がおらず、真剣に本に見入っていました。
全部読むのには15分から18分近くかかると思っていたので、少し
早く読んでみました。やはり後半は集中が切れたようで、申し訳なかったなと思いました。
集団で読む場合は床に座って本を見やすくしたほうがいいのですが、次の時間の内容によってはそうなっていない場合があります。今回もそうでしたので、写真を見てもらうことができなかったのが心残りでした。
6年生は、月1回しか読めないのでできるだけ心に残る作品を読んであげたいと思います。