出産祝いでもらった絵本なので、娘がまだ1歳にならないうちから読み聞かせてみましたが、あざやかな絵のせいか最初から食い入るように見ていました。
1歳半ごろには、出てくる動物のまねをするようになって、二人で一緒に体を動かしながら読んでいたのがとても楽しかったです。そのころの娘はネコに関連したものを見ると、「にゃんにゃん!」と言って、この絵本のネコのように四つんばいになって背中を丸めていたので、その姿とともに思い出に残る1冊になっています。
エリック=カールの絵本は、ある種類の物事について自然な流れで知らせてくれるしくみになっている(たとえば「はらぺこあおむし」では曜日や数、青虫の成長)ものが多いですが、この本も動物の名前や体の部分の名前がたくさん出てきます。
特に体の名前は、上から順番に、頭、首、肩…つまさきまで出てくるので、わかりやすいと思います。娘はこの本で、体の部分の名前をたくさん覚えたのではないかと思います。