息子はタイトルを見るなり
「あ〜、今日の絵本は“かおり”がいいね」
「???」
「だって、“ぶす”だから!」ヾ(・ω・o) ォィォィ
おかしなタイトルから始まったので、すごい期待を持ってるようで。
ぶす=附子(ぶす)はトリカブトの猛毒のことで
大事にしてる物を食べられないように
「これは“ぶす”だよ」と言ってたとか。
そんな食べられたくない。気になるから覗いてみたいの
お互いの欲望をお屋敷の主人と家来のたろう・じろうが
おもしろおかしいやりとりで笑わせてくれます。
それぞれの台詞にも「あおげあおげ」「あおぐぞあおぐぞ」のうように
繰り返し言葉も出てきてかけ声のようにして楽しく読み進められます。
小さいお子さんともいっしょに声を出しながら読むのもいいね!
このお話しは狂言の筋書きを元にこどもたちにも分かりやすいように
書き下ろした物だそうですが、充分子どもたちにも
狂言を親しむきっかけを与えてると思います。
是非、みなさんも楽しんでね!