私が小学生のころ、教科書に載っていたお話です。
実は私、いうほど教科書に載っているおはなし覚えていないんですよね。
でもこれはすごい記憶にあって、いつか子供に読んであげようと思って、
ずっと本棚においてありました。
まだうちの子には少し早いかなあとも思ったのですが、
息子がたまたま見つけ読んでみたのですが、
親の私には懐かしい〜。
子供のころ読んだときに感じた悲しさ・虚しさが今も顕在でした。
そして息子は、王様の横暴な振る舞いにかなり衝撃をうけたようですし、
そんな暴力をうけながらも、スーホのところに必死に戻ろうとする白い馬の姿勢に。
それに挿絵もすごいですね。
馬の競走のシーンは迫力いっぱいだし、
草原の雰囲気もモンゴルといった感じで、
地平線まで見渡せる雰囲気が、
赤羽さんの挿絵によって見事に再現されていると感じました。