3歳1ヶ月の息子に読んでやりました。昔、この童話をなんとなく読んだことがあるのですが、展開をよく覚えていないのでとおもい、私も読みたくて息子に読んでやりました。
ところが、起承転結に欠けるというか、なにがお話のポイントなのか、どこにクライマックスがあったのか、まったくわからず、終わりも慌てて巻いてしまった感じです。3びきのくまの親子が散歩に行っている間に、女の子がくまの親子の家に忍び込み、おかゆを食べ、イスを壊し、勝手にベッドに寝てしまったところに、親子が帰ってきてびっくり!というお話。なんだか煮え切らないお話でした。
イギリスの民話がオリジナルのようですが、現地の人に読んでもらうともっとメッセージ性の高いお話になるのかもしれません。残念ながら、この本を日本で読んでもあまり惹かれるお話にはならないと思います。