豆太は夜一人ではおしっこに行けないくらい臆病だった。シモ月二十日ウシミツの日に豆太の家の前にあるモチモチの木に灯がともる。でもそれは勇気のある子供一人にしかみえないものだった。その夜がきた。豆太はおじいさんが倒れているのに気づいて怖いのを我慢して医者のところまで走っていく。そして、その帰りに豆太は見たのです。モチモチの木に灯がともっているのを・・・。豆太は夜一人で医者を呼びにいけるほど勇気のある子供だったのです。でもね、豆太は夜おしっこのとき、またおじいさんを起こしたんですって。お医者さんを呼びにいったときは無我夢中だったんですよね。豆太は5歳。我が子も5歳。我が子もまだまだこわがりです。そんな事をおもいながら読んでいます。