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モチモチの木」 はなしんさんの声

モチモチの木 作:斎藤 隆介
絵:滝平 二郎
出版社:岩崎書店 岩崎書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:1971年11月20日
ISBN:9784265909063
評価スコア 4.83
評価ランキング 143
みんなの声 総数 140
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  • 独特な世界が、新鮮かも

    • はなしんさん
    • 30代
    • ママ
    • 千葉県
    • 女の子5歳、男の子3歳

    滝平二郎さんの版画の世界が独特で、他の絵本にはない独特の世界観があります。その版画ならではの、黒の線がきつめの絵が、子供の頃には、随分と怖く感じられたのを覚えています。
    現に、娘もちょっと怯えながら、話に聞き入っておりました。
    でも、このちょっと暗い感じの絵が、このお話にはぴったりです。特に、モチモチの木がパッと明るくなる場面が、対比的に素晴らしく美しく幻想的で大好きです。

    昔、私の田舎のおじいちゃんの家は、トイレが外にあり、確かに夜のトイレはとても勇気がいりました。街燈などない田舎の夜は、本当に真っ暗で怖かったものです。だから、豆太の気持ちは、私にもよくわかります。
    また、じさまの優しさも、すごく心に染みてきます。
    親を早くに亡くしてしまった孫が、殊更かわいくて仕方がないのでしょう。
    そのじさまの優しさは、臆病者の豆太の中にも、やはり生きているのでしょう。
    自分が強くなくては、人に優しくして上げられない。
    だから豆太も、ほんの一晩、じさまのために強くなりました。きっと、豆太なら大人になる頃には、父親に負けないくらい強い男になることでしょう。
    とっても、じーんとくる優しいお話です。

    投稿日:2003/05/08

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