ロシアの昔話たち。いろいろなお話でおもしろかったです。
自分で読み終わったあとに解説を読んだら、私が思ったところと違う解釈だったり。
「太陽と月とカラス」私はラストにぎょっとしたのですが、これは荒唐無稽を楽しむおかしなお話とのこと。でも言われると納得はできます。本来自分で読むというより、子どもに語るがコンセプトのお話集なので、聞き手の立場だったら語り手と聞き手でブレがそうないんだろうなと思いました。明るく楽しい語り口調で語られたら私も笑っておしまいだったかも。
「ネズミの御殿」は「てぶくろ」と似た話だなーと思いました。
全体的に美しい王女様と若者(や王子さま)が出てくるお話が多かったかな。