作者のつきおかゆみこさんが江戸時代の浮世絵「おもちゃ絵」をみて感銘を受け、作られた絵本だとか。
あるお寺にとてもくいしんぼうな小僧さんがいました。
ある日、怪しい人物が現れて彼にクイズを出していくのですが。。。
影絵の解答がもう、無茶で笑ってしまいます。
昔、江戸の黄表紙や滑稽本を読んだことがありますがそれに通じるものが確かにありますね。
勿論、何も知らないお子様がてにとって見られても楽しめる内容ですが。
ラストもちゃんと「人情もの」になっているところが心憎いですね。
絵本に出てくるお菓子も美味しそうで楽しいです。