3びきのこぶたも、ジャックと豆の木も、いままで読んだものとはちがっていて、迫力があります。
石井桃子さんの訳だと知って納得しました。
「ちっちゃい ちっちゃい」を5年生に読んであげると、最初はなんだ?と言う表情だったのに、
どんどん惹き付けられて言って、読み終わるとびっくりした後、笑い出します。
ちっちゃいちっちゃいのところを、印象的に発音してやると、それが耳からはなれなくなるようでまねをしています。
他にもインパクトの強い話ばかりです。
自然の厳しい土地柄なのか、ほのぼのとする話は少ないようです。
昔話の持つ力強さが詰まっています。
どんな年代でも楽しめる本だと思います。