タイトルの「なんぎ」という言葉は、関西ではごく普通に使われる、
比較的やわらかい意味合いを持った「たいへん」という意味です。
「なんぎやなぁ」と言った場合は
「たいへんだなぁ」といった直接的な意味のほかに
「かわいいなぁ」「あいしてるなぁ」「そんなところがたまらんなぁ」というニュアンスもあるのだけれど
全国レベルで、このニュアンスは伝わるのかしら・・・。
登場人物の名も「コケタン」「ナイタン」「ワレタン」「ヤメタン」・・・。
この、語尾に「たん」をつけるときの、やわらかいニュアンスも、
関西弁の特性を生かしたネーミングなんだろうけど、わかるかなー。
内容は佐々木マキさんの不思議世界を、
愛い探検家達が、なんともコケティッシュな動きで冒険する、面白ストーリー。
探検家達は、いかにも子供受けする特徴(チビだとか、毛が薄いとか)を持ち合わせていて、
娘もすっかりキャラクターのとりこです。
シリーズででているようなので、他のも早速読んで見たいと思います。