もうまたまた変な絵本を……と、呆れながらも目を皿のように見開いて眺めてしまいました。
『かようびのよる』『セクター7』と読み、すっかり彼の世界の虜です。
深海からどこか不思議ワールドへ繋がっているかのような漂流物は、七大洋を流れていきます。
映像でもよく使われているテクニックですが、入れ子のように中の絵へズームインしていくのは、つい見入ってしまいます。
男の子と同じように。
顕微鏡で見るほど奥の方の小さな写真に写っていたものは、そこまでいくか〜とビックリします。
こんな物が私のところにも流れてきたら……きっと彼と同じことをするだろうなぁ。
大人ももちろん、小学生なんかちょうど良い年頃ではないでしょうか。