10年ぐらい前に図書館でみつけたこの本、そのころは「みしのたくかにとをたべた王子さま」という題で、お姫様が主人公のお話が一緒に収められたものでした。
窮屈な生活を強いられ、精神的にも肉体的にも追い詰められていた王子様をお料理好きのふとっちょおばさんが救います。いつも、子育てはこうありたいものと、心の片隅においていた大好きな本です。
不思議な題名ですが、お話の途中で、子供たちがその理由を知ってニコニコ顔になりました。
登場人物に名前がなく、おばさんもご近所のかたから「ふとっちょおばさん」と呼ばれていて、その点が唯一気になるところ・・・。