14ひきのシリーズは、我が家には3冊あるのですが、その中の一冊。「さむいふゆ」を、知人から戴いたのが、このシリーズとの出会いだったので、なんとなくそれが第一作目に思えていましたが、こちらの「ひっこし」が第一作目なのですね。
我が家も数年前に引越しをしましたが、業者まかせでした。
14ひきのねずみさんたちは、何でも自分たちでします。
何らかの事情で、これまでの家に住めなくなり、新しい住処を探すための旅からものがたりは始まるのですが、イタチに遭遇したり、引越しも命がけです。
すてきな木の根っこが見つかり、そこに住むことになるのですが、家を自分たちの手で作ったり、水道を引いたり、橋を架けたり、何でも自分たちでやってしまいます。
家族が力を合わせないと、家は作れません。安心して生活できる場を手に入れられないのです。
だから、家族は支えあい、絆が深まるんですね。
今の世の中、お金さえ出せば、いろんなものが手に入り、便利ではありますが、家族のつながりは希薄かもしれませんね。
うちは、最初から建った家を不動産屋さんに紹介してもらい、水道も、水道局に連絡して蛇口をひねれば使えましたもん。
便利な世の中にいても、家族の絆を忘れずにいたいです。
娘は、14ひきの本は、必ず3冊まとめて読んでと持ってきます。
最初の頃は、探し物絵本的な楽しみ方をしていましたが、最近は、それが発展して、お父さんとお母さんはどこで寝るの?とかそんなことが気になっています。
お父さんとお母さんの寝室はどこなのかな?私も知りません。
持っていない本に答えがあるかな?
ほかの本も読んでみたいです。