お兄ちゃんと弟の夏の1日を描いた絵本。2歳の息子のお気に入りです。めんたまいけ、なまずいけ、といった親しみやすく覚えやすい名前の池でのさかなつり。お地蔵様や狛犬。親子で一緒に夏の1日の気分を楽しめます。親にとっては田舎の風景がどこか懐かしいのですが、都会で育つ息子にとっては普段見慣れぬ風景なのに何故かひかれるものがある様子。やっぱり自然は教えられなくても魅力的なのかなと思います。遊びすぎて日が暮れて暗くなった途端、今までの親しげな景色が急に怖い世界に変わる、というのも、自分が子供の頃を思い出すと「ああそうだったな」と思います。2人の息子が大きくなったら、このお兄ちゃんと弟のように、仲良く楽しい夏の1日を送らせてやりたい!