誰もいなくなった部屋の中、クレヨンたちは自分の色を探しに、箱から飛び出します。でも、くろすけだけは、自分の色が見つかりません。そして、最後に出会ったのは・・・。カラフルで、温かみのある写真の絵本。童謡の「おもちゃのチャチャチャ」の世界を見るようです。娘もクレヨンたちといっしょになって、スリリングあふれる小さな冒険を楽しんでいます。黒猫にひっかかれそうになったときには、大慌て。そして、最後に、またクレヨンたちが眠りにつくと、「ぜんぶちいさくなっちゃったね。クレヨンもうごかないの?」と、一人だけ取り残されたような、きょとんとした顔でいつまでもじっと見入っていました。