とび出す絵本ぐらいに絵に迫力があります。
1年2組の番長が、きらいなものは残してしまえとみんなをそそのかします。
みんながあまりにも給食を残すので、給食のおばちゃんは出て行ってしまいます。
番長たちが給食を作りますが、おいしくつくれません。
どうしようか困りはてたときに、おばちゃんたちが帰ってきてくれます。
「給食に入っているのは、元気におおきくなるのに必要な食べ物ばかりなんだよ」
「だから、みんなが残すとおばちゃんたちは心配なの」
こういう言い方をすれば、ただ「食べなさい!」じゃなくて伝わるなと思いました。
もちろん次の日からは、番長が指揮をとって、「いただきます!」
楽しい食育の本なので、お勧めです。