「金のがちょう」「三びきのくま」「三びきのこぶた」「親ゆびトム」の4つのお話が載っています。
レズリー・ブルックというイギリスの絵本作家が残したお話を、このような形の絵本にまとめたようです。(なんとしおりつきです!)
児童書の一歩手前の絵本、という感じです。挿絵はレトロな雰囲気で、動物も人もリアルなのにユーモアたっぷり。絵だけ見ていても飽きることがありません。カラフルな挿絵がふんだんに配置され、「三びきのくま」も「三びきのこぶた」も以前他の絵本で読んだことのあるわが子も、すっかり絵に魅了されていました。
「三びきのこぶた」は、同じ福音館書店の同名の絵本と同じ文章(瀬田貞二さん)のようです。
なんともいえず味のある絵本で、今は図書館で借りていますが、近いうちにわが家の本棚に加えようと思っています。