5歳の長男が「ペチューニア」のシリーズをとても気に入って、全部読みました。
この巻は、ペチューニアが空を飛び、住処の農場を出て、都会を旅するお話です。最初の試みで空を飛べなかったペチューニアがダイエットするところは子どもでもおかしいと思ったみたいです。
都会に出てみると、見たこともない「大きなもの」ばかりに出くわします。次々と大きなものを見るのですが、その度に自分が小さく感じてしまうペチューニア。大人でも改めてはっとさせられる感覚です。実際に大きな物に比してどんどんペチューニアが小さく描かれているので、小さな子にもよく理解できると思います。
自分の農場が一番居心地が良いことに気づくという安心の結末ですが、そこにたどりつくためには、やはり冒険旅行は必要だったというところが魅力的です。