日本との国民性/文化性があるが、いけないことははっきりいけない。と言い切っているのがいい。とかく今はベールに包まれたような言い方です。こどものココロを尊重するといった心理的な面をたいせつにしての表現かもしれないけど、やはり、明確に言えないというのは、日本の文化なのかなと思わせます。
この本をどんなふうに話をしようかと思いましたが、「ドイツではね、、、、、」と始めて見た。結構リアルなので、おどろいていた息子でしたが、いけないことはいけない。ということがわかったと思う。
数種のいけないことを短編的にまとめており、最後にあとがきのなかにこの本が受け継がれている本の代表作とかかれていたとき、すこし、びっくりした。
ゆびしゃぶりをしている子供は、その両方の親指を切り取られてしまう絵などは、とにかく子供と二人で驚いた。
ちいさいこどものおかしなはなしとおかしなえというのが、サブタイトルではあるが、一度読んでみるのもいいと思う。これまでの育児に対する考え方など振り返れた。
本として考えれば、結構楽しめる。