大好きな大好きなおばあちゃん。そのおばあちゃんが急に入院して、退院してきたと思ったら、すっかり様子が変わってしまった。家にいるのに帰り支度をしたり、外に出たきり帰ってこなかったり・・・
おばあちゃんがおばあちゃんでなくなったようで、寂しくて受け入れられなかった《ふうこ》。でも、おばあちゃんが楽しそうに遊んでいるのを見て、やっぱりおばあちゃんを好きになる《ふうこ》。そして《ふうこ》には妹ができた。73歳の・・・
老齢化社会における【現実】をうまく取り込んだ絵本だと思います。ただ周りにそうゆうおじいちゃん、おばあちゃんがいないと子供には理解しがたいかも。実際、うちの子供たちも元気に働いているおばあちゃんしか知らないので、全然現実味がなかったようです。
今はこの本を理解できていなくても、心の奥のどこかで覚えててくれたらなぁと思います。