上の子も下の子も、そして私自身も大好きな絵本です。
1、2歳向けの傑作絵本ではないかと密かに思っているくらいです。
男の子の「かさ さして あげるね」の繰り返し。
読み進めていくうちに優しくあたたかい気持ちになってきます。
シンプルな絵と色遣い。
「ピッチャン、パッチャン」「ピピ、ポポ ピピ、ポポ」などの特徴的な雨音が際だって聞こえてきます。
この本を読むとき、息子はいつも静かに耳を澄ませて聞いています。
なので読む私もあまり大きな声は出さずに、ゆっくり囁くように読みます。
雨の日の静けさを思い描きながら。
とても心地よい読み聞かせの時間を作ることができる絵本です。