とっても有名なお話ですね。
この本を読んで、浜田 廣介さんの物語をもっと読みたくなりました。
とても、格調高く、美しいお話です。
幸せになるために、大切なものを失ってしまった「あかおに」。
「あかおに」の幸せのために、何も言わずに去っていった「あおおに」。
「あかおに」も「あおおに」も悪くない。
だからこそ、心に残る、どうしようもない切なさ。
文章は、長めでしたが、子供も引き込まれるように聞いてくれました。
「あおおには、やさしいね。でも、それを解って泣いたあかおにもやさしいね」
と子供とお話しました。
いろいろな”ないたあかおに”があるようなので、他の本も読んでみたいです。