主人公のすみれちゃんは、泣き虫の女の子です。
悲しいとき怒られたとき転んだとき、色々な場面で泣いています。
そんなすみれちゃんを、お母さんは怒ります。
泣いてはいけないと言って、怒ります。
お母さんは、もしかしたら、泣いているすみれちゃんを見るのが辛くて、わざと怒ったのかもしれません。
でも、すみれちゃんには、そんな気持ちなんて理解できるわけがありません。
怒られたすみれちゃんは、泣く前よりも、もっと悲しくなったことでしょう。
最後のページのメッセージは、怒ってばかりいるお母さんへ向けた、すみれちゃんからの切ない切ないお願いです。