この絵本は息子が2、3歳くらいのころに読んでいて。
そのときも自然描写が豊かで、賑やかな家族の声が響いてくるような
魅力的な絵本だなぁ・・と思いました。
朝ごはんからぜいたくな食卓なんです。
それはただのぜいたくじゃなくって、本当の意味でのぜいたく。
だって朝ごはんの果実を森で摘んできたり、パンをこねたり。
外の焚き火でスープも作ってるんですよ。
どれもとっても美味しそう!
ごはんを食べるのも、外のきりかぶのテーブルとイスなんです。
この場所を読んでいたら、息子が途中で「ほら、ここがね、ここなんだよ」と見開きのページを教えてくれました。
見開きのところが遠景になっていて、14ひきのおうちや川が描かれていたんですね。
5歳になった息子の読み方が進化していることに気づきました。
(もうひとつの見開きはおうちの断面図です。)
それから朝の目覚めのシーンでも、
「この子がベッドから落ちちゃってるんだよね〜。」
「あ!おもらししちゃってる」
「ママに着替え手伝ってもらってるねー。○ちゃんみたい。笑」と私も。
読みながら会話が弾みます。
字は少ないので小さいときから読みやすい絵本ですが、
絵の中にたくさん読み取る情報が詰まっているので
いろんな読み方ができていいな〜と感じました。