幼稚園にも通い始めてそろそろ慣れた頃、第三巻目をばあばからプレゼントされました。最初の二巻とも、非常に「役立った」くらし絵本でした。今度も期待してページを開いたのですが、笑いがかわいていて、あまり長い時間見ることはありませんでした。どうも普段とかけ離れた状況が描かれているようで、やってみようと思わなくなったのかもしれません。
「みぎとひだり」を一番気にした娘でした。ひとの歩く側、車の走る側、毎日歩いて通園していたため、からだで覚えた意識を、改めて本の上で説明されて混乱したのかもしれません。そろそろ学問の絵本に近づいたのかな。
ばあばにプレゼントされた三巻の数学絵本は、まちがいなく孫を思う愛情でした。くらしの知恵を感じる限り、安野光雅の数学絵本はきっと、ダイニングになくてはならない本でありつづけるでしょう。感謝