7歳の息子と読みました。
「白亜紀」とか「ジュラ紀」とかは聞いた事があるけれど、
トリケラトプスは白亜紀の恐竜で、なんてことは
今まで考えたことがなかった私と息子。
白亜紀のトリケラトプスがジュラ紀に行くって、
どんな感じなんだろうか?
江戸時代にタイムスリップする感じなんだろうか?
私たちからみたらどれもいっしょくたの「恐竜の時代」でも、
トリケラトプス達はなんだかカルチャーショックな様子です。
恐竜には恐竜の、時代や文化の違いがあったに違いありません。
そしてなによりびっくりしたのは、
クレーターの中だけ外の世界から切り離されているという
この絵本の設定。
本当にこんなことが、あったのだろうか?!
「ガラパコス携帯」という言葉の語源になった「ガラパコス諸島」じゃないけど、
ここだけ外の世界から切り離されて全体的に時代から取り残されていたとしても、決して不思議ではありません。
今までの何億もの歴史の中では、
本当にいろんなことが、地球上で起こったんだなぁ。
人間なんて小さいもんだな
なんて思ってしまいました。
今回の一冊は、シリーズの中でも、
とてもスケールの大きい一冊でした。