あの手この手の「おいしい話」で、
なんとかスイカを食べようと仕掛けるたぬき。
でも、たっくんは、じいじのために
たぬきの誘惑を振り切って、スイカを守り通します。
無事、じいじにスイカを届けて、一緒に食べようと
思った瞬間、たぬきのことが浮かび、
スイカふた切れを持ってたぬきのところへ・・・。
たっくんの「おいしい話」に揺れる心と
「じいじ」や「たぬき」に対する優しさが素敵でした☆
そして、たぬきとスイカを食べながら、
この種を植えて、いっぱいスイカが出来たら、
「おいしい話」を全部実現しようと約束するところは、
夢が膨らむ感じで、ワクワクしました☆
4歳の娘は、「おいしい話の」
「種とばし競争」が気に入ってました。
夏にピッタリの絵本です。