民話とタイトルに惹かれました。
日本でいうなら貧乏神。国が変わると貧乏小人となるのがとてもユニークです。
読み終わった後、息子は家にびんぼうこびとがいないか気になってしまったようです。
働いても働いても暮らしが楽にならなくて、それも小人のせいなんていやですね。
太田大八さんの描く小人たちはどれも幸薄そうで、家にきてほしくないなと思いました。
とてもおもしろいお話だと思います。
おもしろいだけではなくて、人をうらやんだり、よからぬ企みをしてはいけないことも教訓的に盛り込まれているような気がしました。
民話ははずれがなくてバラエティに富んでいておもしろいなと思います。