新刊
ふしぎな はこ

ふしぎな はこ(評論社)

箱のなかにはいっているのは?!

  • かわいい
  • 盛り上がる
新刊
きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

子うさぎましろのお話」 メロコトンさんの声

子うさぎましろのお話 作:佐々木たづ
絵:三好碩也
出版社:ポプラ社
税込価格:\1,925
発行日:1970年01月
ISBN:9784591005309
評価スコア 4.64
評価ランキング 3,227
みんなの声 総数 66
  • この絵本のレビューを書く
  • 親子で温かい気持ちになれます

    クリスマスにおすすめの絵本です。絵に派手さはありませんが、ほのぼのとして温かな気持ちになります。

    クリスマスプレゼントがもう一つ欲しくて、サンタクロースのおじいさんをだましてしまう、子うさぎましろ。
    だまされていると知りながら、ましろを非難する事もなく、そのまま受け入れ、包み込むサンタクロースのおじいさんの優しさ。

    親子でこの本を読むと、子供は、ましろの行動や心の変化から、「嘘をつく事(悪い事をする事)は自分を苦しめる事なんだよ」、「心から反省することは大切なことなんだよ。そうすれば救われる事もあるんだよ。」、「人と喜びを分かち合えるって楽しい事だよね」ということを学ぶ事が出来ると思います。そして、親はサンタクロースさんの寛大さ、優しさから子育てのヒントを学ぶことができると思います。

    自分の事しか考えていなかったましろが、「僕の木じゃないよ。神様の木だよ」と言う所は、ましろの純粋さに心が洗われる思いがしました。

    また、作者の佐々木さんが両眼を失明なさっていらっしゃるからか、「たくさんのベルの、すきとおるような響きが重なり合って…」という表現など、音に対する繊細な表現が素敵だと思いました。

    是非、親子で読んでみてください。

    投稿日:2010/10/26

    参考になりました
    感謝
    0

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

さらに「子うさぎましろのお話」のみんなの声を見る

「子うさぎましろのお話」にみんなの声を投稿された方は、こんな絵本にも投稿しています

しろくまちゃんのほっとけーき / はらぺこあおむし / きんぎょがにげた / もこ もこもこ / がたん ごとん がたん ごとん / おつきさまこんばんは / いないいないばあ / ぐりとぐら / からすのパンやさん / バムとケロのおかいもの

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



編集長・磯崎が新作絵本を推薦!【NEXTプラチナブック】

みんなの声(66人)

絵本の評価(4.64)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット