読み終えてすぐ「いいお話だー」と声が出ました。
「フンコロガシ」が
フンを転がすなんて変と、責められ
「フンころがさず」として生きていくことに決めるのですが
何だかしっくりこない・・。
そこに現れたキツツキのセリフがいいんです。
「僕が木をつつくのをやめて「きつつかず」になったら、
そんなのもう僕じゃない。木をつつくから僕なんだ」
この言葉に我に返るフンコロガシ。
「僕はフンを転がすのが大好きなんだーー!!」
「誰に何を言われてもいい」という
フンコロガシの自分を肯定する姿は
地球上の生物全てに通ずるものだと思います。
とても分かりやすいお話なので
低学年から読んでほしいです。